3月に入り少し温かくなり
気持ちも明るくなって参りました🎵
さて、先月のお料理のテーマは雛祭りでしたが
今月は「イースター」を考えています
イースターといえば、卵とウサギですね
キリスト教では卵が生命の始まりの象徴です
イエス・キリストの復活を
卵から新しい命が生まれる様子に例えられ
イースターのシンボルとなっています
そんなこんなでデザート菓子は
卵をたくさん使ったエッグタルトに致しました
いくつか試作して最終バージョンがこちら
パイ生地仕立てです
他にポルトガル式のエッグタルトも
作ってみたのですが納得が行かず…、…
地元吉祥寺に比較的新しく出来たお店
「アンジェリカ」のエッグタルトを食べてみたところ
サクサクパイ生地でレモンの効いたクリームがとても美味しくて
こちらに近いものを作ってみました
シルバーバスケットに鳥さんのハンドルを付けて
この写真はポルトガル式のもの
ポルトガル式は、生地を作って平らに伸ばし
クルクル巻いてカットして型に入れて伸ばします
こちらよりも生徒様方が作りやすいように
パイシートを使うことに致しました
美味しくてきたと思いますので楽しみにしていて下さいね!
因みに〜
エッグタルトにはいろいろ種類がありますよ
◎中華式
中華式パイ生地にプイン種のような卵液を入れて焼いたもの
◎ポルトガル式「パステル・デ・ナタ」
パステル・・・小麦粉を練って作った薄い生地で
具を包み上げたり焼いたりしたもの。
ナタ ・・・クリームのこと
リスボンのベレンにあるジェロニモ修道院の修道女たちによって
18世紀以前に考案されたと言われています。
パイ生地にカスタードクリームのようなフィリングを詰めて焼いたもの。
◎マカオ式
イギリス人アンドリュウ・ストウが、パステル・デ・ナタのレシピに
英国風カスタード・タルトの技術を加え、砂糖を控えめにするなど
改良を加えたものをマカオにある自分の店で
「ポルトガル風エッグタルト」の名前で売り出した。
これが評判となり、発展してマカオ風に、香港風になったと言われています。
美味しいと思っていたエッグタルトにも、いろいろあるのですね
ちょっとお勉強でした〜
- 2023.03.06 Monday
- お菓子